株式会社要興業 RECYCLING

廃棄物管理の情報が知りたい方へ

用語集

ISO14000シリーズ

国際標準化機構(International Organization for Standardization)が定める環境マネジメントシステムに関する一連の国際規格。
ISO14001、14004、14010、14011、14012、ISO14040の6つの規格で構成されている。

ISO27000シリーズ

国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が共同で定める情報セキュリティマネジメントシステムに関する一連の国際規格。
ISO27001、27002、27003、27004、27005、27006の6つの規格で構成されている。

RDF(Refuse-Derived Fuel)

廃棄物に含まれる厨芥・紙・プラスチックなどを乾燥粉砕して石灰等を混ぜ、成形加工し、固形化した燃料。

RPF(Refuse Paper and Plastic Fuel)

廃棄物として排出された古紙や廃プラスチック類、木くずなどを固形化した燃料。コークスや石炭の代用品として使用される。コークス、石炭等と比べて安価で、二酸化炭素の発生や灰化率も低い。

エコセメント

廃棄物を焼却した際に発生する焼却灰や汚泥等を主原料とした新しいセメント。2002年(平成14年)7月に、日本工業規格(JIS)に定められた。(JIS R 5214)

エコマーク

エコマーク 「生産」から「廃棄」わたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた製品およびサービスにつけられる環境ラベル。(公財)日本環境協会の定めた認定基準をクリアーした製品およびサービスで、エコマーク使用基本契約を締結すると使用可能となる。

LCA(Life Cycle Assessment)

その製品に関する資源の採取から製造、使用、廃棄、輸送など全ての段階を通して環境影響を定量的、客観的に評価する手法。

カーボン・オフセット

日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについてその排出量を見積り、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方。

拡大生産者責任(EPR=Extended Producer Responsibility)

生産者が製品の生産・使用段階だけでなく、廃棄・リサイクル段階まで責任を負うという考え方。

カスケードリサイクル

リサイクルした結果、元の製品の品質には戻らず、品質の低下を伴うリサイクル。

カレット

ガラス原料として使用されるびん屑・ガラス屑全般をいう。

環境ラベル

製品やサービスの環境側面について、製品や包装ラベル、製品説明書、技術報告、広告、広報などに書かれた文言、シンボル又は図形・図表を通じて購入者に伝達するもの。

禁忌品

主にリサイクルを進める際、混ざると再生処理がうまくできなくなる物のことをいう。

グリーン購入

製品やサービスを購入する際に、環境を考慮し、必要性をよく考え環境への負荷ができるだけ少ないものを選び購入すること。

グリーンマーク

グリーンマーク 古紙を再生利用した製品を簡単に識別できるように1981年に財団法人古紙再生促進センターが制定したマーク。古紙の回収と利用の促進を図ることを目的としている。トイレットペーパーとちり紙は、原則として100%古紙原料を利用したもの、コピー用紙と新聞用紙は、古紙を原則として50%以上古紙原料を利用したものに表示ができる。表示の際は、手続等が必要。

ケミカルリサイクル

「リサイクルの方法」を参照

減容化

廃棄物を処分する際、容積を減らすために行う処理をいう。

減量化

廃棄物を処分する際、質量を減らすために行う処理をいう。

再資源化

不用になったもの(廃棄物)を原料として、新たなものを作ること。(Recycle)

再使用

不用になったものを原形を保ったままで使用することで、元の用途に使用する場合と、別の用途に使用する場合とがある。(Reuse)

再生紙

古紙の配合された紙。コピー用紙等の情報用紙、印刷用紙など。

再生資源

廃棄物を資源と考え、天然資源と区別して呼ぶ。資源有効利用促進法では、「使用済物品等又は副産物のうち有用なものであって、原材料として利用することができるもの又はその可能性のあるものをいう」と規定している(同法第2条)

サーマルリサイクル

「リサイクルの方法」を参照

CSR(Corporate Social Responsibility)企業の社会的責任

企業が事業活動において利益を追求するだけでなく、顧客、株主、従業員、取引先、地域社会などのステークホルダー(利害関係者)との関係を重視しながら果たす責任。

識別表示

識別表示 「資源有効利用促進法」の「指定表示製品」に指定された容器包装には、識別表示が義務付けられている。識別表示により、外見上の識別が困難な製品が混合された場合でも、識別して分別回収ができる。スチール缶・アルミ缶(飲料・酒類が充填されたもの)、PETボトル(飲料・酒類・特定調味料が充填されたもの)、プラスチック製容器包装(飲料・酒類・特定調味料用のPETボトルを除く)、紙製容器包装(飲料用紙パックでアルミ不使用のものおよび段ボール製容器包装を除く)、小型二次電池(小形シール鉛蓄電池/ニカド電池/ニッケル水素電池/リチウムイオン電池)、塩化ビニル製建設資材に表示するよう指定されている。

資源ごみ

再資源化が可能なごみの総称。一般的には牛乳パック、新聞、雑誌、段ボール、びん、缶、ペットボトル、発泡スチロール製のトレイ等をいう。

焼却

廃棄物を燃焼させる処理方法。一般的には、重量で約1/6、容積で1/10~1/20に減少する。効率的かつ衛生的な処理方法。

静脈物流

使用済みの製品や廃棄物(主に産業廃棄物)の輸送を指す。

3R(スリーアール)

Reduce(発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)の3つの頭文字をとったキーワード。廃棄物を削減し、資源を有効に使用するための優先順位を表している。

ゼロ・エミッション構想

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効利用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム。1994年に国連大学が提唱した考え方。狭義には、事業活動から発生する廃棄物の処分のうち、埋立処分を行う量をゼロにすることをいう。

堆肥化

廃棄物中の有機生物質、腐敗物等から微生物の働きによって堆肥をつくること。コンポスト化ともいう。

中間処理

廃棄物の処理に当たって、1.安全化(無害化)、2.安定化、3.減量化の3点を目的として処理すること。

都市鉱山

都心でゴミとして大量に廃棄される家電製品とその中に存在する有用な資源(レアメタルなど)を鉱山に見立てて呼んだもの。1980年代に東北大学の教授らが、大量に廃棄される家電製品などから資源を回収し、再利用することを提唱した時に使われた。流通量、使用量の少ないレアメタルの他に、金や銀、鉄や銅などの古来より大量に使われてきた金属のコモンメタル、その他レアアースも含まれる。

熱分解

酸素欠乏状態で加熱、有機物を分解して、ガス状または液状(油)の燃料を回収するもの。乾留ともいう。

燃料電池

電池という名前から、いわゆる乾電池を想像しがちだが、わかりやすく言うと「発電装置」のひとつ。乾電池とは異なり、使い捨てではない。水(H2O)に電気を通すと、水素(H2)と酸素(O2)が発生する。これが水の電気分解。その原理とは逆に、水素(H2)と酸素(O2)を化学反応させて、電気を作り出すのが「燃料電池」。環境特性にも優れ、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)を排出しない。

バージン原料

未使用の原料。再生原料に対応する。

バーゼル条約

有害廃棄物の輸出に際しての事前許可制、また、不適正な輸出や処分行為が行われた場合の再輸入の義務等を規定したもので正式名を「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」という。1989年に採択され、1992年5月に発効した。

バイオガス

生物の排泄物、有機質肥料、生分解性物質、汚泥、汚水、ゴミ、エネルギー作物などの発酵、嫌気性消化により発生するガス。

バイオマスエネルギー

植物や動物が作り出す有機物から得られるエネルギー。一般的には、薪や木炭、農業廃棄物や家畜の糞尿等から得る。固形化して直接燃料として利用する方法、メタン発酵させたメタンガスを燃料とする方法や発電に利用する方法がある。

PCB

ポリ塩化ビフェニールのこと。食塩の電気分解によるカセイソーダの製造において副生される塩素を利用した有機塩素系化合物で、ビフェニールの塩素置換体をいう。変圧器やコンデンサーの絶縁油、熱媒、ノーカーボン紙などに用いられたが、1972年に製造禁止になった。PCB廃棄物は、廃棄物処理法で排出事業者に保管が義務づけられている。平成13年6月のPCB特別処置法により、事業者に対して保管中のPCB廃棄物、使用中のPCB製品の届け出を求めている。

PPP

PPP(ポリュータ―・ペイ・プリンシプル)(Polluter Pay Principle)とは、公害法の「汚染者負担の原則」のことで、この精神は廃棄物処理法の第3条のいわゆる「排出者責任の原則」に反映されている。

Pマーク

プライバシーマーク。日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム―要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を認定するマーク。認定された事業者には、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認められる。

エコマーク

エコマーク プラスチック廃棄物の効率的な分別を行うため、米国プラスチック産業協会が1989年に制定した原料樹脂の材質を区分するためのコード(SPIコード)。材質別に1~7までの番号がある。1.PET(ポリエチレンテレフタレート)、2.HDPE(PE)(高密度ポリエチレン)、3.V(PVC)(ポリ塩化ビニル)、4.LDPE(PE)(低密度ポリエチレン)、5.PP(ポリプロピレン)、6. PS(ポリスチレン)、7.OTHER(その他のプラスチック)と決められている。日本においては、容器包装リサイクル法の制定後は「飲料・酒類・特定調味料が充填されたPETボトル」に三角マークの1番を、その他のプラスチック製容器包装にはプラマークを使用するよう統一されている。

フレーク(flake)

ペットボトルを8mm角(カク)位の小片に粉砕し、よく洗って乾かしたもの。フレークは薄片という意味。は作業服、卵パックや成形品の原料として使用される。

プロダクト・ライフサイクル・アセスメント(P.L.A)

リサイクルの具体的な方向性を示すため、製品の評価をする際の評価基準となりうる手法をいう。環境への負荷を少なくするために、原料の調達に始まって、製品の生産、流通、消費、廃棄までのプロセス全体、すなわち製品のライフスタイルを通じて、各家庭におけるエネルギーや資源の消費、環境への負荷(水質汚濁、大気汚染、廃棄物)について分析し、製品の「ゆりかごから墓場まで」をトータルに考え、いずれが環境にとって負荷が少ないかを分析する手法をいう。

フロン類

炭素と水素の他、フッ素・塩素・臭素などのハロゲンを多く含む化合物の総称。沸点が低く科学的に安定しているので、各種の冷媒、エアスプレー、溶剤として20世紀中盤に大量に使用された。今日では、オゾン層の破壊と地球温暖化の原因物質であることが明らかとなり、様々な条約・法律によって使用には大幅な制限がかけられている。

ペレット(pellet)

ペットボトルを粉砕して作られたフレークを、一度溶かして小さな粒上に加工したもの。運搬・貯蔵が容易になり、主に繊維にする時に使われる。繊維等に加工するときの取り扱いが容易になる。ペレットは小さな弾丸(丸薬)を意味する。

マテリアルリサイクル

<リサイクルの方法>を参照

メタン発酵

自然界の至るところで日常的に起きている微生物の活動を利用して、有機生の食品廃棄物を分解し、可燃性のメタンガスを発酵させる技術。100年以上昔から活用されている。メタン発酵は、嫌気性消化と呼ばれ、空気を遮断した状態で起こる。食品廃棄物には、多くの可燃性物質が含まれているが水分が多く、単なる燃焼では、そのエネルギーを有効に回収することが難しい。メタン発酵であれば、保有するエネルギーをメタンガスとして容易に分解・回収できる。

専ら物(もっぱらぶつ)

「専ら物再生利用の目的となる廃棄物」の略称。古紙、くず鉄(古銅等を含む)、あきびん類、古繊維の4種類が該当する。通達(公布:昭和46年10月16日環整43号 改訂:昭和49年3月25日環整36号)

溶融スラグ

廃棄物溶融スラグとも呼ばれ、可燃ごみや下水汚泥の焼却灰等を、電気やガスを使って1200℃以上の高温で加熱し、溶融したものを冷却固化してできた人工砂。建設・土木資材として使用される。焼却灰から溶融スラグにすると、焼却灰の状態から容積をさらに2分の1にまで圧縮できる。

リサイクルの方法

再生資源の利用形態には、1.使用済製品を回収し原材料として利用する方法(マテリアルリサイクル)、2.廃棄物について、最終処分することを前提として焼却し、その燃焼熱をエネルギーとして利用する方法(サーマルリサイクル)、さらに3.廃プラスチックについては、熱分解等を行うことにより油化、ガス化、高炉還元して再利用する方法(ケミカルリサイクル)の3つがある。

リターナブルびん

繰り返し使用することを前提として作られた瓶のこと。「生き瓶」ともいう。代表的なものとして、ビール瓶、一升瓶、牛乳瓶等がある。

ワンウェイびん

「使い捨て瓶」ともいう。再使用(リユース)を前提としないガラス製の瓶のこと。回収されたワンウェイびんは、無色、茶色、緑色、などの色別に分けられて、破砕、洗浄、異物の除去などの工程を経た後に、カレットと呼ばれるガラス原料となる。